これから道が必要になる

2026年04月09日

 先にフランスを「芸術と学問の国」という風に持ち上げたが、これはどのような国であってもそうありたい、と目標に掲げる感じだと思うけど、イタリアでもUKでもオランダでも、中国でもブラジルでも…どこでもそうなって欲しいな、と思うだろう。しかし、最近はAIが進展してきて、以前からそうなるだろうと予想はしていたが、そういう世界が現実になってみて、その能力はとてもすごい。そうなってくると、学問も芸術もAIが生み出してくれるので、何で努力するのかな?となるのではないか?AIのプロンプトに聞く能力がもてはやされているけど、AIが進化してきて、聞くのが下手でもAIが1を聞いたら10答えてくれるようになるだろう。今もそうなって来ているようです。

 どうして、写真や絵を熱心に勉強しなければならないのか?AIの方が全然上手、とか、何かを覚えるのめんどくさいのでAIに聞けばよいだけ、などと、もう堕落してしまいそうだが、”AIには決して道が無い”。確かにAIもピアノが上手でしょうが、人間がピアノを介しての「道」というものが、AIにはありません。それが人間がピアノならピアノを熱心に練習する理由なのです。

 学問と芸術の国というだけでは、このAIの出現によって、国民達は目的を見失ってしまうかもしれない。「道(天視眼)を志す国」である事が重要なのです。何故倫理道徳的に生きなければならないのか?学問と芸術のためか?家の名誉か?と、AIに丸投げして破廉恥な宴に興じていればいいではないか?…道を見失ってはいけません。